話し方教室東京 コラム|リーダーシップにおいてコミュニケーション能力は重要である!
リーダーシップとコミュニケーション
リーダーには、問題解決能力、コミュニケーション能力が求められる。「atd」では、リーダーシップとコミュニケーション能力の関係性について論じている。
リーダーのコミュニケーション能力の重要性
例えば、ビジネスチームにおいて、リーダーとチームメンバー間のコミュニケーションが十分である場合、良好な人間関係が構築され、生産性や効率性は高まる。
対面および1対1のコミュニケーションが図れるリーダーは、周囲の状況を把握でき、個々に対する理解が深まる。それゆえ、個々のニーズ、問題・課題など状況に応じた対応ができる。
一方、コミュニケーション能力が低いリーダーは、周囲の状況・ニーズが把握できない。個々の能力・スキル、言動など、業績や成果に否定的影響を与える要因に対処できず、リーダーシップがとれない。
CEOは社内外とコミュニケーションを図り、ニーズを把握せよ
特に、最高経営責任者は、意識して社内外とコミュニケーションを図り、ニーズを把握する必要がある。取引相手、顧客など社外のニーズは、業績に対して肯定的にも否定的にも大きな影響を与える。
また、社内コミュニケーションの活性化は、人材育成や能力開発を促す。コミュニケーションにより従業員の能力・スキル、職場の状況(問題・課題、改善点など)を認識できる。
話し方教室の要点「リーダーシップとコミュニケーションスキル」
リーダーのコミュニケーション能力の重要性には、これまで何度も言及してきた。しかしいくら言っても、言い足りなくくらいだ。
記事でも、次のように述べている。「メンバーとの対面のコミュニケーションが図れるリーダーは、周囲の状況を把握でき、個々に対する理解が深まる。それゆえ、個々のニーズ、問題・課題など状況に応じた対応ができる」と。
逆に、メンバーとのコミュニケーションが図れないリーダーは、周囲の状況を把握できない。メンバー個々の能力や状況もつかめないと述べている。
前者が生産性を高め結果を出すリーダーであり、後者は生産性を高められず、結果を出せないリーダーである。
思うに、人は誰しも、好きな人のもとで仕事がしたいのだ。言い換えれば、「人は、うまくコミュニケーションを図る能力を持つ人のもとで仕事がしたい」。そう言ってもいいだろう。
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