話し方教室東京 コラム|TEDトークに学ぶ話し方・聞き方のスキル!
TEDトークの学びを共有する
アシュリー・スタール氏は、4月30日、TEDトーク(TEDが開催しているイベント講演内容を、ネットを通じて無料配信するプロジェクト)から学んだコミュニケーション・スキルを記事にした。
記者は、TEDトークの講演から、なにかを学んだのであれば、必ず共有するべきとした。より開放的に、明快に、正直に他者とコミュニケーションすることによって、全員が良い方向に向かう。
より良い会話のための秘訣、聴衆を引き込む話法
セレステ・ヘッドリー氏は、「より良い会話のためにーその方策」の中で、実践的なルールを紹介した。
具体的には「会話の途中で複数のことをしないこと」、「あなた自身の言葉で、明瞭かつ簡潔に話すこと」、「自由回答式の質問方法を取り入れること」などを述べた。
会話の流れに逆らわないことが重要だ。他者の話しが終わっていないのに、途中から「自分が次に話す内容」を推考するようなことはすべきでない。
ナンシー・デュアルテ氏は、優れた講演は、聴衆者の反響を得るための共通構造があるという。彼女は聴衆を引き込む話法、いかに聴衆を引き込んだまま最後の結末を締め括るかを教示した。
脆弱さを認めた時に、人々に優しくなれる
ブレン・ブラウン氏は人々と話すことに6年を費やしたあげく、「脆弱さ」が価値との闘いの中心にあるだけでなく、喜びの発祥地、創造性の源、人間の所有物であることをつきとめた。
人は脆弱さがあるからこそ、真のつながりをもつことができる。人は「弱さを認め、十分である」と感謝しているとき、自分自身や周囲の人々により優しくなれるのだ。
話し方教室の要点「TEDに学ぶコミュニケーションスキルのポイント」
1.会話の途中で複数のことをしないこと、自身の言葉で、明瞭かつ簡潔に話すこと、自由回答式の質問方法を取り入れること。
2.優れた講演は、聴衆者の反響を得るための共通構造がある。聴衆を引き込む、聴衆を引き込んだまま最後の結末を締め括る話法がある。
3.人は脆弱さがあるからこそ、つながりをもつことができる。人は「弱さを認め、十分である」と感謝するとき、自分や周囲に優しくなれる。
日本よりも、個人主義の強い国々で「コミュニケーション・スキル」の重要性がしばしば説かれているのは不思議な感じもする。
人は一人では生きていけないから、誰かと繋がりたくなる。一人では大したことはできないから、誰かに助けてもらいたくなる。コミュニケーションスキルの大事さが説かれる所以は、そこにあるのだろう。
もちろん、日本においてもコミュニケーションスキルは重要だ。これまで訓練してきていない人は、話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院東京で学ばれた方が良いだろう。
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