話し方教室東京 コラム|コミュニケーション能力を伸ばし、望まれる社員になろう!
新卒・新入社員は、ビジネスに必要なスキルを持っている?
8月21日のトレーニング・ジャーナルによると、新卒の新入社員の大半がビジネスに必要なスキルを持っていると感じているのに対して、雇用主の3分の1以上はそれに否定的だということが分かった。
この調査によると、新入社員の54%はスキルを習得するために積極的であるが、雇用者の半数以上はスキルを最大限にいかすためには足りないものが多いと考えている。
新入社員には、コミュニケーション能力が足りない!
ではビジネスにおいて、新入社員に足りないスキルとは何であろうか。それは「コミュニケーション能力」であると言う。
確かに様々なスキルの備わった社員は少なくないのだが、対人関係や対話のコミュニケーションスキルがなければ創造性や機動力を伸ばしていくのは難しい。なぜならいくら良いアイデアや計画を思いついたとしても、それを他者に効果的に表現できなければ何も発展しないからである。
コミュニケーション能力を伸ばすには、ビジネスチームやクライアントを理解し、また自分も理解してもらうことである。これはビジネスの世界だけではないが、やはり良好な人間関係を構築することは何よりも成功につながる。
ビジネスにおいては、直接の対話だけでなくメールや書面でのコミュニケーション能力も伸ばす必要がある。
またコミュニケーション能力に長けていないと、クライアントと交渉する際も苦労することになる。クライアントと契約を締結することは、一つのプロジェクトの最終ステップであり、そこで失敗してしまっては元も子もない。
例えばビジネスに向く合理的な資質を持ち備えていたとしても、それだけでは成功しない。スキルを強化することでもともとの資質が補完され、実践でいかされるのである。
常にそこを意識して努力を怠らなければ、雇用主の求めている人材になることができるだろう。
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