話し方教室東京 コラム-トーマス・エジソンに学ぶビジネスコミュニケーション

意味あるコミュニケーションを取るには?

「実行しないビジョンは幻覚である」これは、アンディー・バウンズで紹介されているトーマス・エジソンの名言である。

これは言い換えれば、たとえ素晴らしいアイデアがあったとしても、それを形にしなければ何も始まらないと言うことであり、発明王エジソンの言葉であるからこそ説得力がある。

それをコミュニケーションに当てはめれば、行動の伴わないコミュニケーションは無意味だと言うことになりそうだ。ビジネス上発展できるような、素晴らしいコミュニケーションを取れる機会があったとしても、誰かが積極的に行動しなければそこで終わってしまうだろうから。

さて、意味のあるコミュニケーションを取って自分を成長させるためには、どういったルールに基づいて行動したら良いのだろうか。

次につなげるためのビジネス・コミュニケーションのルール

ビジネスにおいては、次のステップにつなげるコミュニケーションを考えなければならない。そのためには、自分から積極的にアクションを起こすことである。

例えばビジネスメールは、次に取り掛かってもらう仕事を頼む形で締めるようにする。「何か質問があれば、遠慮なく電話してください」は避けよう。なぜならそう書いても、電話などしてこないからである。

またプレゼンテーションの最後も、「次はどうしましょうか?」という流れで終わらせる。「ありがとう、感謝しています」で終わらせては、次に続かない。

次につなげるコミュニケーションのためには、自分は他のスタッフに何をしてほしいのか、ということを考えることである。決して「自分は何を言ったら良いのだろう?」ではない。そうすれば周囲の人たちも、こちらの望むように動いてくれる可能性が高くなるだろうとアンディー・バウンズではいっている。

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