話し方教室東京 コラム-「2分ルール」でチームコミュニケーションを促進する!
すべての人が会議・ミーティングで2分間話をするルール
フォーブスで、リーダーのコーチングを行うエンゲル氏が、チームコミュニケーションの手法について解説している。彼が用いているのは『2分ルール』だ。
氏は、業界に関係なくグループ・チームで働く場合、信頼関係を構築すること、意見をシェアすること、多数決というルールに同意することが必要だと述べる。それらを容易にするため開発したのが『2分ルール』である。
2分ルールは、ミーティングで2分間、参加者すべてが1人ずつ話をするというもの。外向的な人でも2分しか話せず、内向的な人でも2分は話さないといけない。
すべての人が「話す」そして「聞く」、それがチームコミュニケーション
これはそれぞれの意見、考え方、アイデアをきちんと説明し、その人自身についても表現できる手段だ。外向的な人だけが話を進めるのではなく、それぞれのアイデアをシェアすることで、コミュニケーション不足による誤解も軽減できる。
またこれはアクティブリスニングにもつながっており、誰もが話す相手に敬意を示すようになる。話を中断し意見を主張する、話がそれる、議論でまとまらないなどの混乱を防止することができる。
それらから多数決を行い、討論になればまた2分ルールを繰り返すという。それでも駄目なときは2択からさらに「第3の選択肢」をとることで、チームをまとめることができるという。
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