話し方教室東京 コラム-IT部門のコミュニケーションスキルを強化せよ!

IT部門のコミュニケーションスキル強化は、対面、Web会議、電話を活用

ハイブリッドワークや在宅ワークが増え、社内ではITが生産性を向上させるキーポイントとなっており、IT部門の役割が重要になっている。

「ザ エンタープライズ プロジェクト」では、IT部門のコミュニケーションスキルを強化することが重要だとして、ITリーダーたちのアドバイスを掲載している。

IT部門のコミュニケーションを強化するためには、メールに頼るのではなく可能な限り対面、Web会議などでの話が必要だ。時間がとれないときは電話でもよい。

メールは微妙なニュアンスを捉えるのが難しく、送信・返信を待つ時間を考えると30秒の会話でも電話のほうが効率的だ。

エンドユーザーからの質問には、聞く、共感する、分析する、その後対応する

IT部門の従業員は、エンドユーザーからの質問には一歩下がって質問に答える姿勢が大切である。特に専門家は独自の世界観を持っており、聞いた言葉にすぐ反応する傾向にある。質問に正しく答えているか、信頼できる回答かを考えるのが後回しになりがちだ。

あるリーダーはITプロフェッショナルに、聞く、共感する、分析する、対応するという HEARモデルを指導している。「対応」に飛びつくのではなく、考察や確認、分析するための時間を作ることが大切ということだ。

またITシステムの変更を行うとき、関連部署や従業員へのコミュニケーションが後回しにされることがある。これは信頼に関わるため、従業員が発言できるメカニズムを社内で構築することが重要だとしている。

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