話し方教室東京 コラム-社員教育で効果を上げたいなら、コミュニケーションを重視せよ!
スタッフ・トレーニング成功のカギはコミュニケーションにある
トレーニング ジャーナルによると、職場で「学習&成長(Learning and Development)」を取り入れる際、実施前・中・後にコミュニケーションを取り入れたプログラミングの設計を行う必要があると指摘している。
スタッフトレーニングに投資を行う企業は、それ以外の企業と比較して利益率が24%高くなっているという調査結果があることから、人材開発は企業成長の重要な要素となっている。
同記事では、効率的な学習計画と遂行、そして実際に効果を上げるために、計画の段階から定期的なコミュニケーションを行うことが大切だと述べている。
プログラム設計にスタッフを含めることは、それぞれのキャリアパスを理解・管理することができるだけでなく、スタッフが組織からチームの一員として大切に扱われていると実感でき、モチベーションにもつながる。
社員教育の前・中・後に、管理職とスタッフで個別の話し合いの機会を
管理側は、実施前・中・後に個別に話し合いを設けることが重要となる。
話し合うことで、実施前は目標や得たいものなど相互理解が深まり、学習中は優先すべきもの、そうでないものなど効率的な進め方、個々の習得に合わせたやり方など柔軟に対応できるようになる。
そしてトレーニング終了後は、進捗状況の確認、課題の抽出、必要に応じて再検討などの行動につなげていくことができる。
スタッフはキャリアの進歩を実感できることで意欲を維持し、結果的に企業の利益につながっていく。
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