話し方教室東京 コラム-コーチはパワフルな質問を投げ掛け、コーチング効果を高めよ!

コーチングにおける「質問」の重要性

「フォーブス」では、コーチング効果を高めるうえで、コーチ(コーチングする側)の質問が重要になると強調する。

日常会話などのコミュニケーションにおいて、相手に質問をする目的は、主に「情報収集」である。質問を通じて話の内容に対する理解力を高め、さらには、相手への理解を深める。つまり、質問する側のために行う。

一方、コーチングにおける質問の目的は、クライアント(コーチングされる側)が目標達成を実現するためのビジョンやミッションを明確に理解することである。クライアントに「気付き」を促し、目標や目的を達成するうで求められる行動とその理由を認識させる。

コーチは質問を通じて、クライアントに目標達成のステップを理解させる

コーチングにおける質問は、クライアントのために行われる。コーチがシンプルだけどパワフルな質問を投げ掛けることにより、コーチング効果は高まる。

そこで、コーチは、質問を通じて、クライアントに目標達成を実現させるステップを正確かつ具体的に正しく理解させる必要がある。

まず、質問を通じて、目標達成に向けた合理的かつ能率的なステップを思い描かせる。そして、結果が伴わない間違った選択肢を理解してもらう。失敗の具体例を把握することで、その選択肢は排除され、自ずとストレスやプレッシャーは軽減するという。

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