話し方教室東京 コラム-起業家・リーダーはコミュニケーション手段と非言語コミュニケーションに注意せよ!
内容と重要度に合わせたコミュニケーション手段の使い分けを
アントレプレナーでは、起業家やリーダーなどがコミュニケーションで意識・実践するべきジェスチャーなどについて、交渉の専門家がすすめるアドバイスを掲載している。
アメリカのある心理学者によると、コミュニケーションにおける非言語的な手がかりは全体の93%を占め、その中でボディランゲージは55%、声のトーンは38%であり、言葉はわずか7%だという。
そのため対面は重要な話し合いに、視覚が欠ける電話は雑談や単純な会話に、メールは視覚も聴覚も欠けてしまうため連絡のみなど、内容と重要度に合わせてコミュニケーション手段を使い分ける必要がある。
対面の代わりになるビデオ会議は、背景で印象が変わる可能性があり注意が必要だ。
「顔の表情」「姿勢」「ジェスチャー」に注意して対話を
起業家やリーダーなどが新しいクライアントや社員と接するとき、よい印象を与えるために注意するポイントは「顔の表情」「姿勢」「ジェスチャー」の3つ。
表情では笑顔が与える影響を認識する。また顔のパーツは相手にかなりの情報を伝えており、アイコンタクトでは関心や注意の度合いを示している。細かなところでは、瞬きの回数などからも相手は無意識に情報を拾っているという。
姿勢は、前向きさや真剣さを伝えている。手や足を組んだり、うつむいたりせず、目線を合わせた正しい姿勢を保つようにすることだ。
そして、ジェスチャーも視覚を利用した手がかりとなる。特に手を使ったジェスチャーは、使い方によってメッセージをより理解しやすく、また記憶に残りやすくすることができるという。
■ 記事関連・話し方講座/エグゼクティブ・コーチング
■ 話し方教養講座提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)/話し方教養講座・スタッフ委員会