話し方教室東京 コラム-ITエンジニアが、技術者以外の人たちに説明する時の注意点!

複雑なテクノロジーをストーリーで体系的に説明する、細かい説明はしない

ベータニュースでは、ITエンジニアチーム内外のコミュニケーションについて、テクノロジー企業のリーダーの意見を掲載している。システム開発の成功のカギは、効果的なコミュニケーションにあると述べている。

ITエンジニアは、プロジェクトに関わる人たちにシステムについて説明しなければならないが、IT専門家でない人たちには難しい。そのため、複雑なテクノロジーの問題をストーリーで説明する必要があるという。

例えば子どもの実験で、「2つの物質が混ざると○○が発生する」「2つの物質が離れると別の結果になる」といったような、特定のケースを見せパターン化することで、そのシステムに対し理論を組み立てることができる。

システムをできるだけ体系的に捉えられるように説明し、細かい説明をしようとしてはいけない。それは同じ技術者同士で話すことであり、セキュリティの開発を例にとれば、そのアプリケーションが安全で信頼できるものであることを納得のいく形で説明することが望ましい。

自分の専門分野以外では聞き手にかなわないことも多い、謙虚であれ

技術者以外の人たちと話すときは、専門用語を使わず、謙虚に取り組むこと。たとえその分野でほかの人より秀でている気分を味わえても、ほかの知識では相手のほうが勝ることも多いので、対等な立場であることを認識しておくことが大切だ。

コミュニケーションが上手くできればプロジェクトは成功するが、上手くできなければ失敗したときに責任を押しつけられることになる。

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