話し方教室東京 コラム-会話ができない幼児とのコミュニケーション方法として「手話」に着目!
幼児への手話を使ったコミュニケーションの効果とは
「スペクトラム ニュース1」では、ウィスコンシン州ニューベルリンのある託児所で手話を取り入れたコミュニケーションを採用しているという記事を掲載している。言葉を発することや会話ができない幼児の表現方法として普及し始めているという。
手話を使ったコミュニケーション方法は、数年前から一部の一般家庭で人気があったものだが、現在では育児・教育分野にも広がっており、ニューベルリンの託児所で行っている「ラーニング エクスピーリエンス」もその1つだ。
同施設では、スタッフが過去1年半にわたり、生後6か月の幼児から手話による表現方法を指導している。まだ話し方を知らない幼い子供たちにとって、とても有意義な方法であると説明している。
手話で、幼児と大人の「相互理解」が可能に
言葉を覚えることと、子供たちが他の人に伝えようとすることは別のものであり、表現方法を持つことは互いのコミュニケーションを円滑にする可能性がある。
例えばこれまでは、泣いたり叫んだりして自身のニーズを伝えてきたが、それを手話という方法で表現できるようになる。
手話でものごとを指し示したり、認識したりすることにより「相互理解」が生まれ、子供たちの欲求不満は解消されやすくなり、スタッフも働きやすくなっている。
■ 記事関連・話し方講座/会話,雑談力専門・話し方教室
■ 話し方コラム提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)/話し方コラム・スタッフ委員会