話し方教室東京 コラム|人材開発部門に必要なスキル!ティーチングからコミュニケーションへ
ビジネスが変化すれば、必要なスキルも変わる
ここ30年、ビジネスは大きく変動をしている。ビジネスの基礎能力であるコアスキルも、人材開発部門(L&D)の役割も、30年前とはずいぶんと変わったと言う。
長い目で考えると将来また変わってくるかもしれないが、現代は何が重要視されているのだろうか。トレーニング・ジャーナルに、L&Dのコアスキルが記されているのでご紹介するとしよう(2018/10/05)。
人材開発部門に必要なスキルは、コミュニケーションスキル!
まずL&Dの役割は、以前と違って人々に教えることではない。
今のL&Dは人々が自ら学ぶことに成功するように、手段と支援を与えるのだと言う。教えてやらせるのではなく、能力を引き出して開発していくのである。
そして現在、そのL&Dに必要なスキルは、リーダーシップ、プロジェクト管理、コミュニケーションの3つであると言う。
コミュニケーション能力不足では社員を支援できない
特にコミュニケーションに関しては、もし欠けていたら、L&Dが何をどうしようとうまくはいかない。確かにコミュニケーションがコアスキルでなければ、学習者に手段と支援を与えられないだろう。
また、ここで言うコミュニケーションとはメールではない。実際の対話やヒアリング、理解しようとする努力など、リアルなコミュニケーションをあらゆる角度から試していくことである。
現代は電話に出ることも緊張してしまう人がいるほどコミュニケーション不足の世の中ではあるが、良い人材を開発するためにはコミュニケーションが不可欠なのである。
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