話し方教室東京 コラム-良きコミュニケーターになる!デキるリーダーが言わない言葉を理解せよ

できるリーダーは「私が言ったからだ」、「やれたらやるよ」と言わない

デキない起業家は文句が多くネガティブな言葉を発しているが、デキる起業家は自身の言葉に責任を持っている。では、デキる起業家が決して言わないセリフは何か、イボネット・サンチェス氏がオーナーズマガジンの記事で紹介している。

「私が言ったからだ」と言うセリフは、上司としての必要性が薄れるとともに、従業員の考えやアイデアが無意味だと言うことを暗に示しており、非常に失礼にあたる。

また、「やれたらやるよ」は、一見実行されるかのように思えるが、否定的な意味を持つ。このセリフを言われた従業員は、意見などが却下されたと感じるだろう。従業員からの新しいアイデアや悪い情報などは、全く受け付けないという姿勢を示しているのと同じになり、企業にとっても事業展開に大きな影響が生まれると言える。

できるリーダーは「ほかの人はもっとうまくやる」、「時間がない」と言わない

「ほかの人は、あなたよりもっとうまくやる」というセリフも避けるべきだ。ほかの従業員と比べることは、やる気を削ぎ、生産性も落とすこととなる。もしフィードバックをするならば、将来を見据えて建設的な方法で伝えると良い。

また、デキる起業家は、「時間がない」というセリフも言わない。その事業にとって重要なことであれば「時間を作る」ため、「時間がない」と言っている時点で、うまく時間の管理ができていないことを露呈してしまっていると言えるからだ。

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