話し方教室東京 コラム|有名な女優による国連キーノート・スピーチ

国連UNHCR協会での感動的スピーチ

「チャンネル24」は、アメリカ大人気テレビドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』で世界的に有名な女優クリスティン・デイヴィス氏が、南アフリカ北東部にある都市ヨハネスブルグでの国連UNHCR協会の発足に伴い、感動的なスピーチを行ったと報じている。

8月15日、サンドトン・コンベンション・センターには数十人の女性出資者が集まり、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の発足を祝った。国連難民高等弁務官事務所は国連の難民支援機関であり、紛争や迫害により故郷を追われた難民・避難民を国際的に保護・支援し、難民問題の解決を働きかけている。

難民キャンプ訪問は人生を大きく変えたとスピーチ

クリスティン氏は、UNHCRアンバサダーとして基調演説を行い、国連組織における自身の取り組みについて話した。ケニアの難民キャンプを訪問し、世間に対して、避難できる場所を見つけるため、着の身着のまま故郷から遥かに遠い地まで徒歩のみで辿り着いた女性や子供に目を向けさせた。

クリスティン氏は、死と隣り合わせであるにも関わらず、彼らは親切で優しく、それゆえ、自分の出来ることで力になりたいと強く思ったと涙をこらえて語った。難民キャンプ訪問は人生を大きく変える経験となり、仕事が女優からUNHCRに対する貢献へと変化したという。

また、同イベントでは、当事務局審議官のレオナルド・ズールー氏がアフリカにおける難民の深刻さについて説明した。

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