話し方教室東京 コラム-感謝の気持ちを、きちんと伝えてビジネスを繁栄させる!
感謝を「伝える」ことを忘れていないだろうか
最近、誰かに感謝の気持ちを伝えたことがあるだろうか?日常生活やビジネスにおいて、家族やスタッフに謝意を感じることがあっても、それをきちんと表現することは多くはないだろう。もしくは感謝の気持ちも湧かないくらい、時間や気持ちに余裕がない場合もあるかもしれない。
しかし感謝の気持ちをはっきりと形にすることがビジネスの繁栄につながると「インク」に記されている。たとえ小さな謝意でさえ、クライアントは競合会社と区別し、強い絆が結ばれることもある。それは決して想像しなかった、強力な同盟の基礎となる可能性さえあると言う。
またいつもスタッフに感謝を述べていると、ビジネスミーティングで想像以上の素晴らしい結果が得られることもある。だからこそ感謝を表現することを、常に心がけるようにするべきである。
上司から感謝されると、部下は離職せずに長く勤めようという気持ちになる
もしスタッフが時間外や時間を超過して働いてくれた時は、直接話したり電話をしたりして謝意を表するべきである。メールでも構わないが、その人の勤勉さと仕事に対する熱意に好感を持っていることを、十分に知らせることが大切である。
リーダーがそういった感情をさらけ出すことは、決して弱みではなくむしろ強みだということを理解しよう。グラスドアの調査によると、スタッフの53%が上司から感謝されると離職せずに長く勤めようという気持ちになるとのことである。
感謝はしていても、実際に形となって表されていない感謝は、せっかく新しい製品ラインができたのに起動していないようなものだと言う。
とにかく行動することだ。つまり感謝をどんどん表現していくということであり、そういう習慣を身につけるべきである。常日頃から思いやりのある電子メールや手書きメモなどを意識して、忙しさの中でも忘れないように心がけることが大事である。
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