「リーダー必見!部下を動かすための話し方と自己表現スキル入門」(1分間 話し方教室東京)


~話し方教室で学ぶ、伝わる話し方と聴き方の技術~

現代のビジネス環境では、リーダーに求められるスキルが多様化しています。しかしながら、「自己表現力」は、相変わらず最も重要なテーマです。

なぜなら、組織を導く立場にある人が、自分の考えやビジョンを的確に言葉にし、相手に伝える力があるかどうかは、チーム全体の士気や成果に直結するのですから。

ちなみに、自己表現力は生まれ持った資質ではなく、トレーニングによって確実に向上できる技術です。今回は、リーダーシップを発揮するうえで必要な自己表現のポイントを詳しく解説します。

1. 明確にメッセージを伝える

リーダーの言葉には、組織の方向性を示す羅針盤のような役割があります。曖昧な言い回しではなく、聞き手の心に残る明確なメッセージが求められます。

キーワードをうまく用いる

たとえば「挑戦」「改革」「信頼」といったキーワードを意識的に使うことで、話の軸が明確になり、相手の記憶に残りやすくなるものです。

話の構造を整理して話す

結論から述べ、理由と具体例で肉付けする「結論先行型」の話し方は、聞き手の理解を助け、説得力を高めます。話が論理的に整理されていれば、指示やメッセージもスムーズに伝わるのです。

2. 相手に合わせて話し方・伝え方を調整する

リーダーには、部下や同僚など多様な人々と関わる力が求められます。そのためには、伝え方を相手に合わせて調整する「柔軟性」も必要です。

相手目線の話し方

新入社員にはかみ砕いた言葉を、管理職には要点を絞って伝えるなど、相手の立場に応じた言葉選びが求められます。

非言語コミュニケーションを活用

言葉だけでなく、表情、視線、ジェスチャー、声のトーンといった非言語情報も、自己表現の一部です。たとえば、目を見て話すだけで信頼感はぐっと高まります。

3. 自己表現力を継続的に磨き続ける

どれほど経験を積んだリーダーであっても、自身の話し方に「改善の余地」は存在します。自己表現力は、一度身につけて終わりではなく、継続的に磨いていくものです。

定期的に話し方をチェック・改善する

定期的にスピーチや会議での発言を録音し、話すスピード、語尾の癖、語彙の使い方をチェックします。そうすることで、客観的な改善点が見えてきますので、重要な事柄から手を打ち改善していきます。

フィードバックを求めてスキルを改善する

同僚や部下からの率直な意見は、自分では気づけない改善点を教えてくれる貴重なリソースです。折に触れてフィードバックを求めることで、話し方や自己表現力は確実にブラッシュアップされていきます。

リーダーとしての影響力を高めたい方にとって、明確なメッセージの発信力、聞き手に応じた話し方、そして磨き続ける姿勢は、欠かせないスキルといえます。あなたのリーダーシップは、話し方次第で一段と輝くことは間違いありません。

しかし、単独でやるのは大変だ!という方には、本学・話し方教室で、伝わる技術を体系的に学び、自己流のコミュニケーションを早期に卒業されることをお勧めいたします。

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