話し方教室 コラム「真のリーダーシップは、自らの言葉や行動で人々を鼓舞し、結びつけることにある。」
【今日の金言/2024-01-16】
「真のリーダーシップは、自らの言葉や行動で人々を鼓舞し、結びつけることにある。」
ジョン・C・マクスウェル
この格言には、リーダーシップの本質が込められています。この格言を理解するために、コミュニケーション、人間関係、そしてパブリックスピーキングといった要素に焦点を当てて考察してみます。
リーダーシップのベースはコミュニケーション
まず、リーダーシップのベースはコミュニケーションにある、といえます。
リーダーは言葉や行動を通じて、人々との絆を築き、相互に影響を与える存在となります。言葉には力があり、リーダーにはその力を使いながら、人々に希望や目標に向かって進む力を与えることが求められます。
コミュニケーションの中での明確なメッセージと共感は、リーダーシップを発揮する上で欠かせないスキルなのです。
リーダーは良好な人間関係を構築する
次に、人間関係の構築が真のリーダーシップにおいて鍵となります。
リーダーは単なる指示者ではなく、信頼を築くことで、チームや組織全体を結びつける存在となります。人間関係を大切にすることにより、メンバーはリーダーに対してより忠誠心を抱き、共通の目標に向かって協力しやすくなるのです。
リーダーシップとは孤独な道ではなく、共に歩む仲間との強固な結びつきにより発揮できるもの、そう言えるでしょう。
リーダーはパブリックスピーキングで聴衆を引き込む
最後に、パブリックスピーキングはリーダーシップ発揮において強力なツールとなります。
リーダーは自らのビジョンや価値観を明確に表現し、聴衆を引き込む力を持っている必要があります。言葉遣いや表現力が優れていることで、人々は共感し、リーダーのメッセージに共鳴することができます。
さらに、リーダーには、パブリックスピーキングにおいて、言葉だけでなく、表情やジェスチャーも巧みに活用することで、聴衆との繋がりを一層深めることが求められているのです。
(まとめ)
この格言は、リーダーシップとは、言葉や行動を通じて人々を鼓舞し結びつけることにある、ことを強調しています。
コミュニケーション、人間関係、パブリックスピーキングの三つの要素が組み合わさり、真に影響力のあるリーダーシップを形成します。
リーダーはこれらのスキルを発展させ、自らのリーダーシップスタイルを磨くことで、持続可能な変革や成功を生み出すことができるといえるでしょう。
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