会話・雑談力の話し方教室(東京)-健全な親子関係は、子供への愛情と適切なコミュニケーションで築かれる
愛情
親の負のコミュニケーションが子供の負の行動を生む
親子間のコミュニケーションについて考えたことがあるだろうか? 慌ただしい日常に忙殺される中で気持ちの余裕がなくなり、ついつい感情的になって子供に厳しくあたることもあるのではないだろうか。
だが、子供を怒る、脅かす、頭ごなしに批判するなど負の行動を繰り返していると、子供が成長した時、権威者に反抗的態度を取る可能性が高くなると言う。
ただ冷めた親子コミュニケーションから負の行動を引き起こしている子供を、学校が救う可能性があるとエウレカラートで報じている。
反抗的子供も、受容されると変わっていく
サンフランシスコ湾岸の6つの公立学校で338人の児童を対象に行った研究によると、子供の10%が反抗挑戦性障害(ODD)を持っていて、その71%が過酷な育児にさらされていた子供たちだった。
しかしその子たちが友達や教師に受け入れられると、反抗的な行動が少なくなったと言う。つまりあるグループに受け入れられると、社会化の機会を与えられることになり、そこに所属していると言う思いが、過酷な家庭環境の緩衝材となるのだと言う。
こうした指導の難しい生徒を受け入れる教室を管理、支援することに焦点を当てた教師プログラムを、世界各国の自治体で本格的に確立していくべきではないだろうか。
子供の成長には、家族間の安心できるコミュニケーションが一番!
しかしその一方、家族以外のコミュニティに任せなくて済むような、健全で安定した親子関係を築くことが一番重要である。
昨今は、親子間の厳しい相互関係から引き起こされるトラブルが、ニュースをにぎわすことも多い。それを避けるためには、各コミュニティがストレスを抱えた家族を救えるような手立てをたてるべきであろう。家族間で適切なコミュニケーションを取るよう、指導するような仕組みを強化するべきである。
やはり家族間の安心できるコミュニケーションが主体となって、子供が成長するのが一番理想的であるだろう。
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