話し方教室東京 コラム-プレゼンテーションの主役は、話し手自身ならびに話の内容である!
スライド資料は、読むものではなく見るもの、主役ではなく脇役
「ノースエット パブリックスピーキング」では、プレゼンテーションに欠かせないスライド資料における犯しやすい間違いについて紹介している。
スライド資料はプレゼンテーション内容を要約した説明文を示し、話し手のメッセージを効果的に伝えるうえで補助的な役割を担うツールとして扱う。
あくまでも、プレゼンテーションのメインは話し手自身ならびに話の内容である。スライド資料は読むものではなく、見るものであって補助的なツールとして扱う。
プレゼンテーションのスライド資料を作成する際の注意点
スライド資料の文字数が多く、装飾が過剰な場合、話の内容よりも聞き手の注意を引き付け、聞き手の注意を話し手から逸らせてしまう。聞き手は資料を読むことに集中し、話し手の話は頭に入ってこない。
そこで、スライド1枚あたりの文字数ならびにスライド全体の情報量に注意する。文字を詰め込まず、話の要点を簡潔に示す。つまり、シンプルを心掛ける。
派手で目立つ背景のテンプレート、文字の装飾、罫線の使い分けなど過剰な装飾も不要である。特に、罫線や枠線には注意する。強調するために罫線や枠線を用いたとしても、線の本数や種類が多くなると逆に煩雑な印象を与えてしまう。
■ 記事関連・話し方講座/実戦20分プレゼンテーション能力開発・話し方教室
■ 話し方コラム提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)/話し方教室コラム・スタッフ委員会