話し方教室東京 コラム|強烈な印象を与えるスピーチのコツ

スピーチでは「つかみ」が大事

より強烈な印象を与えるパブリック・スピーキングをするために、どのようなことに気をつけたら良いのか、スティーブン・バーレット氏がミディアムの記事で紹介している。

まず、1回しかない第一印象の機会を大切にするべきだ。オーディエンスに悪い第一印象を与えてしまった場合、それを取り返すことは非常に難しくなる。そのため、最初の20秒はオーディエンスに衝撃を与える内容にして、心をつかむと良い。あなたの自己紹介で始める必要はないのだ。

また、オーディエンスはただ言葉を聞くだけに、会場にいるわけではない。魅力的なストーリーを話し、映画をみているかのように、イメージできる内容にすることで、より印象が強く残るパブリック・スピーキングになるだろう。

スピーチではストーリーを工夫し、ボディーランゲージに注意する

統計・グラフ・数字などよりも個人的・感情的な面白いストーリーは、オーディエンスに大きな印象を残す。例えば、マーケティングやビジネスについて話すパブリック・スピーキングだったとしても、全く関係のない話からつなげていくことで、オーディエンスの興味を引きつけることができる。

また、コミュニケーションにおいて90%が非言語的であるとも言われており、あなたのボディーランゲージによって、オーディエンスが不快になる場合もあるため注意が必要だ。声のトーンや、テンポなども必要に応じて変えると良いだろう。

■ 記事関連・話し方講座/スピーチ,挨拶の最上級・話し方教室

■ 話し方コラム提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)/話し方コラム・スタッフ委員会