話し方教室東京 コラム-スピーチで「人を動かす」ために大切なこと!
スピーチで人を動かすなら、まず信頼を得ること
「ザ ジェナード メソッド」では、パブリックスピーキングにおいて、聞き手に対して影響を与えるには「信頼性」「誠実性」が重要になると説明している。
人を動かす影響力は、信頼があるから発揮できる。つまり、影響力を高めるには、まず、相手の信頼・信用を得る必要がある。
ビジネスでの専門性や経験値は信頼の素となる
まず、話し手は、聞き手の理解や共感を得ることを意識すること。例えば、冒頭に自己紹介として固有の専門知識や業務経験を話す。ビジネスにおいて、専門性や経験値は、信頼・信用を高める要素となる。
話し手に対する信頼・信用が増すと、パブリックスピーキングのメッセージ性や訴求力は高まる。その結果、聞き手の態度や行動は、話し手が望むように変容する。
信頼を得たいなら虚勢を張らない、誠実であること
人前で話す状況下において、たとえ自信がなくても、飾らないありのままの自分を見せたほうが、聞き手は親近感が沸く。つまり誠実であることが大事だ。その方が聞き手は信頼・信用を寄せやすい。
人は、自分に自信が持てない時、実際よりも良く見せたい、強く大きく見せたいと思って虚勢を張ってしまう。
しかしながら、意識的に自分を良く見せた場合、それが逆にマイナスに働く可能性もある。個性や特徴が薄く、人間味のない人の印象を与え、相手の信頼・信用を得られないことは少なくない。
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