会話・雑談力の話し方教室(東京)|相手とうまく会話・雑談するコツとは?
会話の時に、簡単なお願いをしてみる
インクでは、私生活やビジネスで活用できる、相手と上手く会話できるコツを紹介。書籍「エモーショナル・インテリジェンス 2.0」の著者がある記事で述べた「10の無害な心理操作」から抜粋している。
まず相手に気に入ってほしいなら、必ず聞いてくれると確信できるお願いをしてみる。脆弱な相手には、人は無下に断ろうとすることはない。
頼られた相手が心を開き、お願いを聞いてくれるときはその好意を受け入れること。そして必ず「ありがとう」という感謝を述べる。
また、誰かにもっと教えてほしいときは、相手の話にすぐに答えるのではなく、間を置いてみる。相手は沈黙を破ろうと、言わないでおこうとしていた内容を話す可能性があるからだ。
会話の時に、相手の言葉や態度を真似てみる
そして、人は相手の言動や仕草を真似すると、相手に親近感を持つ「ミラーリング効果」という心理テクニックがある。促すような仕草で話すと相手もうなずき、肯定的な態度になる傾向がある。
さらに、話を完結させてしまうよりも、一部を残すと印象が強くなる。CMソングが曲の一部だけを強調するのは、全部を聞くよりも印象に残りやすいためで、同じ心理テクニックを使用したものだ。
全部を言わない言い方は、誤解を招くこともあるため自身の振るまいが失礼に当たらないか確認しながら実行する必要があるが、印象を残し相手が確認を求めるため、理解してもらえるようになる。
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