話し方教室東京 コラム-フィードバックをもらい、スピーチのスキルを向上させよ!
自分のスピーチは伝わっているか、客観的な意見・フィードバックをもらう
「Inc.」では、人前で話をするスキルを向上させるためには、人々に意見を求めることが大切だというアドバイスを掲載している。
スピーチの場合、基本的に相手は「聞く」ことが役割であり、その場で意見をすることはない。著名な講演者になるほど、意見を求めることに躊躇する傾向にある。
スピーチをする人が正しく言っているか、うまく伝えているか、よい印象を与えているかなど、求められなければ聴衆は話さないため、スピーチのスキルを向上させたいのであれば積極的にフィードバックを求める必要がある。
フィードバックは弱さをさらけ出すものではなく、うまく伝えているかどうかを知ることであり、自分で考えるよりも客観的な意見を分析できるため改善点を見いだしやすい。そしてそれは、後々の自信につながっていく。
フィードバックはスピーチの賞賛ではなく、具体的な改善点を指摘してもらう
Appleの創始者、スティーブ・ジョブズもスピーチのために数多くの練習をこなし、ステージに降りた後もフィードバックを求めていた。
もちろん、スピーチの賞賛ではなく具体的な指摘を求めたのである。メッセージは明確であったか、スライドはもっと簡略化するべきだったか、あの部分は短く説明するべきだったかなどだ。
真に向上心のある人なら、常に「どうすればもっとうまくいくか・うまくなるか」ということを考える。そのためには、人に尋ね、間違いを知る勇気を持つことが大切だ。
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