話し方教室東京 コラム|スピーチ・コンテストで勝つためには、力強いメッセージがカギとなる

アメリカ国際スピーチコンテスト

PRニュースワイヤーは、昨年9月に国際的非営利教育団体トーストマスターズ・インターナショナル主催の国際スピーチコンテストがアメリカ・シカゴで開催され、その優勝者は、テキサス州ヒューストンの高校教師であると伝えた。

このスピーチ大会には3万人以上が参加し、優勝者はラモナ・J・スミス氏で、彼女は史上5人目の女性優勝者となった。

力強いメッセージで、聴衆の共感をえたスピーチ

優勝スピーチのタイトルは「Still Standing(まだ立っている, まだやれる)」であり、世界中から集まった約2000人の聴衆より共感、共鳴を得た。

スミス氏は、4度の大学留年、離婚など自己の失敗・挫折経験を聴衆と共有し、ボクシングを例に挙げて失敗の克服法について6分間語った。スミス氏によると、スピーチを通じ、逆境における力を伝えたかったという。

人生では幾度もの困難や苦境に直面し、ヒットやパンチを受けて傷を負い、よろめき、転倒したとしても、自己の内部、あるいは家族や友人など外部の世界から逆境を乗り越える力を見つけることができるという力強いメッセージであった。

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