話し方教室東京 入門講座|滑舌・発声発音を改善!母音を明確に発音する
聞き取りにくい声を改善
自分は普通に話しているはずなのに、相手が何か聞き取りにくそうなそぶりを見せたり、しばしば話を聞き返されることはありませんか。「聞き返される」ことは、話し手にとってあまり気分が良いものではありませんし、聞き手にとっても聞き返すことは面倒なものなのです。
そこで今回は、発音をよくするためのポイント。母音を明確に発音する練習法について述べてみましょう。
大きめに口を動かして、発音改善
聞き取りやすい話し方をするためには、母音を明確に発音ことが大切です。母音を明確に発言するためには、意識的に口を大きめに動かすことを心がけるとよいのです。
「あ」は口を大きく開け、「い」は唇が横に広がるようにします。「う」は、中央に唇をよせて少しすぼめて発音しましょう。「え」は、「あ」の口の大きさの半分程度を心がけましょう。「お」は唇をうんとすぼめて突き出す感じで発音します。
口(アゴ)や唇の動きに意識を向け、それぞれの母音をはっきりと発音するようにすると、発音不明瞭が改善し、聞き取りやすい話し方となります。
母音だけで発音して、滑舌改善
母音だけで発音すると、口の動きを改善しやすくなりますのでお勧めです。
例えば、「ありがとうございました」を母音だけで言うと、「あいあおうおあいあいあ」になります。試しに発音してみましょう。母音だけで発音すると、自然と口の動きが大きくなっていることが分かるでしょう。
子音と母音を連ねて発音すると、口は(子音にそなえた動きを行わなければならないために、)どうしても動きが小さくなります。そのため、滑舌をよくするには、母音のみで発音する練習法が有効なのです。
さて、上記以外の普段使っている言葉も「母音だけで発音」して、滑舌を改善してみましょう。
滑舌が改善すれば、円滑なコミュニケーションが期待できます。もし、本格的に滑舌を改善したい場合は、本学の話し方教室講座で発声発音練習されるのがよいでしょう。最速で改善されます。
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