話し方教室東京 入門講座|企画を通す説得力!
企画が通らない、なぜ?
企画書を作り上げたのは良いものの、いざ客先や上司に企画を提出してみると、毎回のようにNGとなってしまい、悩んでいる方はいませんか?何回もNGとなると、企画を提出することをためらいがちになることでしょう。
企画がNGとなる理由は、内容が伴っていない場合が殆どですが、力んで説得しようとして相手に反発されてしまうケースもあるのです。
説得されると、反発したくなる心理を理解する
企画を通そうとする時、「必ず企画を通さなければならない」と考えると、ついつい説得に力が入りがちになります。説得に熱がこもり、その熱意が通じて企画が通る場合もありますが、説得に熱が入れば必ず企画が通るとも限りません。
特に、相手の意見を尊重せず、また、相手の意見に耳を傾けずに、一方的に自分の考えばかりを述べると、反発されやすくなります。説得が逆効果となって相手に反発されることを「ブーメラン効果」と呼びます。
説得よりも、提案することで受け入れやすくなる
「ブーメラン効果」を避けるためには、説得調ではなく、提案調にしてみることがポイントです。なぜなら、説得では話し手に決定権があるように感じますが、提案であれば、聞き手に決定権があると思えるからです。
人は物事を他人に決められるのではなく、自分で決めたいと思う生き物なのです。ここを尊重することが大事です。
企画書の内容は、相手の立場で、過不足なく
企画の内容は、もちろん大切です。そして企画を分かりやすく説明するためには、企画書が練り上げられていなければなりません。相手の立場に立ったものになっていることが肝要です。
企画書の内容には、最低限、相手が不満に感じていることは何か、不満を解消するためにはどうすれば良いのか、ということが盛り込まれていなければならないのです。
さて、企画や企画書、そしてプレゼンの話し方について述べてみました。もし、これらのことに自信が持てない人は、本学の話し方教室講座で学ばれるのがよいでしょう。
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