話し方教室東京 教養講座 |営業・セールススキル!何気なく使っている専門用語に注意する

営業の際に、無意識に使っている「専門用語」に注意

営業でのセールストークを行っていると、自分では気がつかないうちに専門用語を多用している場合があります。社内での会議の場合は、端的に説明できる専門用語の利用が効果的ですが、営業の現場で専門用語を多用すると、顧客としては、いったい何を言っているのか分からない状態になってしまうことがあります。

営業の場では、専門用語の利用は控え、かみくだいた表現にすることを心がけたいものです。

専門用語を使う自分に酔いしれている?

自分のいる業界でよく使っている専門用語を使いこなせるようになると、社内での意思疎通もやりやすくなります。また、「自分は仕事がデキる!」と感じることがあるかもしれません。

このように普段から積極的に専門用語を使っていると、専門用語が日常的な言葉に感じられますから、その言葉になじみがない人に対しても専門用語を使ってしまいがちなのです。それで営業に出向いた場合、自分としては普段通りに話していると感じても、顧客としては、何を言っているのかさっぱり分からない、そんな状況が発生してしまうのです。

営業は、分かりやすい言葉で説明する習慣を

それを避けるには、専門用語を使おうとするときに「これから使う言葉は専門用語だ」という意識付けを行うことが大切です。この意識付けを持つだけでも、専門用語の利用を控えることができます。

例えば、「ARとVRの違いは、現実的な世界が主体か、仮想世界が主体か、という点です」という説明では分かりにくいのです。

これを「拡張現実と呼ばれる『AR』と、仮想現実と呼ばれる『VR』では、あたかもその場にいるような感覚となります。しかし、ARは現実的な世界を主体に、VRは仮想的な世界を主体にしているところが違います」と説明することで、よりわかりやすくなります。

コミュニケーションというものは、あくまで、「伝わってなんぼ」の世界なのです。ですから相手の立場で物事を考え、話す習慣が必要です。もし、営業での話し方に自信が持てない人は、本学の話し方教室講座で営業トークに磨きをかけるのがよいでしょう。

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