話し方教室東京 教養講座|値引き交渉のコツ!礼儀をわきまえて交渉しよう
強気で交渉すれば、値引きをしてくれるのだろうか?
家電など、高額なものが欲しいときに「もう少し安くならないかなぁ」と思って、店員さんと値引き交渉する場合があります。強気な姿勢で交渉すれば値引きしてくれるだろうと考えても、実際にはなかなか値引きへと結びつかないのが現実です。
できることなら、良い品を安く買いたいものですが、どうすれば、値引き交渉が上手くいくのでしょうか。
交渉では対等な立場でコミュニケーションを
基本的なことですが、店員さんに対して高飛車な態度はいただけません。買い手の中には、「店員よりも、客の方が立場は上だ!」と言わんばかりに、「ねえちょっと、これさぁ、いくらまで値下げできるの!」という人がいます。
しかし、これはいけません。店員さんにもプライドがあるのは当然です。このような接し方では、店員さんは気分を害し、値引きをしようなどとは思わないものです。
お客さんも店員さんも同じ人間。上から目線ではいけません。あくまでも対等な立場で、コミュニケーションをとること。これがまずは第一に重要であることを忘れないでください。
店員さんへの言葉使いは丁寧に
さて、交渉の際の言葉使いは、どうあるべきでしょう。例えば、「すみません。この商品を買いたいと思うのですが、予算の制約もありますので、いくらくらいまでなら勉強していただけるのでしょうか?」。
こんな話し方はいかがでしょう。これなら店員さんも気分を害することはないでしょう。しかも、これなら交渉が苦手な人にも、無理がないのではありませんか。
先ほども述べましたが、お客さんも店員さんも同じ人間です。お客さんの態度や言葉一つで、店員さんは「値下げしてやりたい」、または「誰が値下げしてやるか」と考えるものなのです。まずは、店員さんに「このお客さんなら、少しくらいは値下げしてあげてもいいかな」と感じてもらえないことには交渉にならない、ということです。
値引き交渉では、駆け引きも重要ではありますが、それ以上に、礼儀をわきまえながら交渉することが大事であることを肝に銘じていただきたいと思います。
話し方教室の要点「値引き交渉の際の態度・話し方のポイント」
1.値引き交渉では、お客さんも店員さんも同じ人間だから、上から目線ではいけない。あくまでも対等な立場で、コミュニケーションをとること。これが、まずは第一に重要である。
2.客の態度や言葉一つで、店員さんは「値下げしてやりたい」、または「誰が値下げするか」と考えるもの。店員さんに「このお客さんなら、値下げしてあげてもいい」と思ってもらえないことには交渉にならない。つまり、礼儀をわきまえることが大事。
さて、交渉の話し方にまったく自信がない方は、本学の話し方教室・専門講座をご利用になるのがよいでしょう。
■ 記事関連・話し方講座/営業,セールス専門・話し方教室
■ 話し方教養講座提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)/話し方教室教養講座・スタッフ委員会