話し方教室東京 教養講座|聴衆が思わず注目!スピーチ中に問いかけてみよう
スピーチが上達してくると、聞き手の反応が気になりだす
少しずつスピーチが上達してくると、次はスピーチを聞いている人たちの反応が気になってくるものです。
そこで、スピーチを聞いている人たちの表情を見てみるのですが、案外つまらなそうな顔をしている人がと多いことに気付くことでしょう。そんな場合は、スピーチの最中に問いかけてみましょう。問いかけることで、聞き手が注目しやすくなります。
聴衆に問いかけ、興味を引き付けてスピーチする
長いスピーチでは、話し手が一方的に話し続けるよりも、所々で参加者に対して質問をしてみましょう。
例えば、「皆さんは、『ソーシャルレンディング』という言葉をご存じでしょうか?」と切り出したとします。参加者の多くが「何だ?その単語は?」というように思わず注目するはずです。
ここで、間を置くと、さらに効果的です。間を置くことで、聞き手は「言葉の意味を知りたい!」と感じ、スピーチに興味を持って聞くようになります。
個人に直接質問して、興味を引き付ける方法もある
スピーチの聴衆全員に対して問いかけるだけでなく、個人に対して直接質問を投げかけることも有効です。例えば、「あなたは、『ソーシャルレンディング』という言葉を聞いたことがありますか?」と質問してみるのです。
何人かに質問しても、分からないかもしれません。中には「金融機関を通さず、ウェブ上でお金を借りたい人、お金を投資したい人の仲介をするサービスです」と、正解を答える人がいるかもしれません。じつは、正解がいても、いなくてもよいのです。聞き手の興味を引きつけることが狙いだからです。
こんなふうにスピーチの工夫を行うと、聴衆は単に聞くだけのスピーチではなく、コミュニケーションをとって参加している状況となります。聴衆といっしょにスピーチを楽しめるのです。
話し方教室の要点「聞き手を引きつけるスピーチのポイント」
1.長いスピーチでは、一方的に話し続けるよりも、所々で参加者に対して質問してみると注目してもらえる。そこで「間を取る」と、さらに効果的。
2.スピーチの聴衆全員に対して問いかけるだけでなく、個人に対して直接質問を投げかけることも有効。質問への回答は正解でも、不正解でもかまわない。聞き手の興味を引きつけることが狙いである。
皆さんも、スピーチの実力が付いてきたら、お互いが楽しめるスピーチを目指してみてはいかがでしょうか。
そのための話し方をきちんと学びたい方は、スピーチの名門・日本コミュニケーション学院東京のスピーチ・挨拶の話力開発・専門講座で学ばれるのがよいでしょう。
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