話し方教室東京 教養講座|親を説得するにはどうすべき?

なかなか難しい「親の説得」

日常生活では、さまざま場面で「説得」しなければならないことがあります。中でも「親の説得」はなかなか難しいものの一つです。

親を説得するとなると、説得ではなく、単なる親子喧嘩になってしまうことがあります。親を説得する時は、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか。

感情的にならずに、根拠を元に、親を説得

親を説得するのなら、感情的な言い方を控えた方がよいでしょう。多くの親子は、お互いに言いたいことを言い合えますが、説得の場でお互いに言い合ってしまうと、ただの「親子げんか」に発展してしまう可能性があります。説得では、「なぜ、そうする必要があるのか?」という根拠を示し相手を納得させることが基本です。

例えば、あなたが転職することに対し、親は猛反対しているとします。そんな場合は、「今よりも自分の能力を活かせる、○○分野にチャレンジしたい」。「自分は、AとBの資格と、少しのキャリアを持っている。これは今の仕事よりも、○○分野でより活かせるものだ」と、自分の考えを説明すれば、親も納得しやすくなることでしょう。

感情のぶつけ合いではなく、冷静にコミュニケーションをとることが説得のポイントです。

親の意見より、自分の意見を貫くことも大事

また、何を言っても聞く耳を持たない親がいるものです。もしあなたが、どうしてもやりたいことがあり、それを譲れないのであれば、自分の意見を貫くことも大切です。

仮に、親に結婚を反対されているとしましょう。親は、「あんなにチャラチャラした男の、どこがいいんだ?」と、心配している様子です。しかし、あなたは、彼氏が見かけこそ少しチャラいけど、芯が通ったしっかり者であることを理解しています。

そこで、あなたは親に対し、彼がどのようにしっかりしているのかということを、熱意をもって、まずは伝えるべきでしょう。しかし、何度話しても親が断固として反対するのなら、その時は自分の考えを貫くことです。

あなたはもう大人ですから、自己決定をしていいのです。しかし、それから起こるすべてのことに対して、あなたは自分で責任を負う必要もあります。つまり、自己責任です。大人の世界なら当たり前のことですね。

話し方教室の要点「『親』を説得する際のポイントとは?」

1.親を説得するのなら、感情的な言い方を控えた方がよい。ただの「親子げんか」に発展してしまう可能性がある。

2.説得では、「なぜ、そうする必要があるのか?」という根拠を示し、相手を納得させることが基本。感情のぶつかり合いにしないことが大事。

3.説得不調の場合は、自己決定をすればいい。しかし、それから起こるすべてのことに自分で責任を負うこと。大人の世界なら当たり前。

さて、相手が親でなくても、説得に自信がなく、どのような話し方で説得すれば良いかと困っている人は、東京にある話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院・専門講座で学ばれるのがよいでしょう。

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