話し方教室東京 教養講座|分かりやすいスピーチ!具体例を活用しよう

具体例を入れて、分かりやすくスピーチする!

スピーチの経験が豊富な方でも、スピーチの内容をさらに充実させたいと考えている方は多いことでしょう。そんな場合は、スピーチの中に「具体例」を織り交ぜてみましょう。

具体例を用いてスピーチすると、わかりやすい話になり、聴衆の興味も引きやすくなるのです。

抽象的なスピーチでは、伝わらない

「具体例」を織り交ぜて、効果的なスピーチをしたいものです。具体例は、短いものでかまいません。むしろ、短い方が、聴衆はスピーチの内容を明瞭だと感じることでしょう。

例えば、マーケティングにおいて耳にする機会が多い「パレートの法則」をスピーチで紹介するとしましょう。パレートの法則とは、別名80:20の法則とも言われています。

もしスピーチで、「パレートの法則とは、全体の2割が、8割の結果を生み出す、ということです」とだけ説明すると、いかがでしょうか?抽象的な内容ですから、よくわからないのではないですか。

具体例を入れたスピーチなら、話が明瞭になる

では、次のスピーチならどうでしょう。

「パレートの法則とは、別名80:20の法則とも言われます。例えていえば、会社の売上の約80%は、約20%の顧客によるもの、というわけです。それなら、20%の顧客に対して重点的なサービスを行うことで、売上アップが期待できる、ということになりますね」と説明してみるのです。

いかがですか、具体例を入れたスピーチでパレートの法則がどんなものか、おわかりいただけたのではないでしょうか。どうぞ皆さんも具体例を入れて、具体的なスピーチにチャレンジしてください。

なお、スピーチでの話し方をさらに上達させたい方は、スピーチの名門・日本コミュニケーション学院の話し方教室で学んでいただくのがよいでしょう。

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