話し方教室・学院総長のコラム「米沢すきやき弁当」

話し方教室・学院総長の 今日のコラム:「米沢すきやき弁当」

●駅弁は旅に情緒を添えてくれます。私も駅弁ずきで、よく東京駅で買って、出張やプライベートの旅行に出かけます。

でも、その駅弁に難点があります。それは、必ずと言っていいほど冷えていることです。食中毒を防ぐためではありますが、これで旨さ激減!

3〜4千円程度の弁当になると、さすがに良い食材を使って、腕のいい料理人が作っています。しかし、残念なことに、冷えた弁当ですから、あまり旨くないのです。

温かいこと、熱いことは、ただそれだけで充分なご馳走なんだと、思わすにはいられません。

●そこで、最近の私の気に入りは「米沢すき焼き弁当」。これは暖かくして食べることができますので、ご馳走なのです。

弁当の容器から紐が出ていて、それを引き抜きます。すると、容器底に置いてある袋の中の石灰と水が混じり合い、熱を発する仕組みです。7〜8分経てば、暖かい「すき焼き弁当」の出来上がり。

料理は温かくして出す。これは基本中の基本ですよね。この米沢すき焼き弁当、発熱材がちょっと大き過ぎるかなあ・・

©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)