会議・ミーティングの話し方教室「会議の革新(1)会議のよくある問題点」
よくある会議の問題点
管理職になると会議が多くなります。会議が仕事といっていいくらい、会議にばかり出ている人もいるほどです。
世間で見かける、よくある会議の問題点は3つです。
1.会して議せず
集まったものの、議論をしない会議が日本では多いのです。資料を読みあげるだけだったり、ボスが一人で話し続けたりしています。会議は文字通り、会って、議論する場なのです。
2.議して決せず
議論はしたものの、何も決めずに終わることが、また多いのです。いつも、ぺンディングで持ち越しで終わります。会議で議論したら、決定をしなければなりません。でなければ、会議をする意味がありません。
3.決して行わず
会して議した、さらに、議して決した、なのに、実行されないことが少なくありません。これは会議の設計自体に問題あるケースです。実行に移すことが、会議の最大の目的。これを忘れてはならないでしょう。
さて、会議を生産性の高い、有意義なものにするために、色んな工夫を様々な組織が行っていますが、なかなか決定打がないようです。
私は、自社の会議の目的・役割自体を見直し、会議の設計・運営のあり方についての取り決めを行うことが鍵だと思っています。
次回、そのヒントを述べることにしましょう。
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