話し方教室「朝礼スピーチの話材/クレーム対応の技術」
ビジネスは、打率10割で当たり前
ビジネスをやっていれば、失策、失敗はつきものと言ってよいでしょう。
野球では3割3分も打てば名バッターですが、ビジネスでは常に10割達成を求められます。
しかし、パーフェクトは簡単なことではありませんので、失策、失敗もついて回ります。
クレームを出した時の対処の技術
今回は失策・失敗をしでかした時、つまりクレームを出した時にどうやって失地回復するのか、その技術を述べてみましょう。
ポイントは5つです。
1.即、顧客の元に直行。まずは怒りに反論せずに、受けとめる。
2.顧客に真摯に、誠実に、謝罪する。
3.顧客に、実現可能な問題解決の対策案を複数提示。
4.顧客に対策案の了承を得たら、速やかに実施。あわせて経過報告も忘れない。
5.自社の上司に、事前・事中・事後報告。必要あれば適宜協力も求める。
クレーム対応の勘所
クレーム対処は、一にもニにも、スピードが命です。フルスピードで、誠実に進めることがカギになります。
ところで、起きてしまったクレームを悔いても仕方がありません。早く片付けることが肝心です。そして、同じクレームを2度と起こさないことが、何よりもビジネスパーソンにとって大切なことになるのです。
■ 記事関連・話し方講座/あがり症克服専門・話し方教室(初心者スピーチコース)
■ 話し方教養講座提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)