話し方教室「朝礼スピーチの話材/管理職の睡眠時間について」

日米欧・管理職の睡眠時間の実態

日米欧の管理職の睡眠時間の実態を、フィリップス社が今年3月に調べました。それによると、「睡眠6時間未満」は、日本55%、米・英・独は各34%、オランダ22%でした。

日本の管理職は、あまり睡眠を取れていないようです。

仕事がハードなのか、余計な飲み会が多いのか、はたまた通勤時間が長いせいか、睡眠時間が少ない原因はこの調査からはわかりません。

仕事の生産性が低い要因は、睡眠時間不足かも

私は「睡眠」についての基本的考えが違っているのだと思っています。欧米では「睡眠(質・量)が、起きている時間の質を決める」という考え方が一般的です。

少ない睡眠では、翌日をボーッとして過ごすことになります。これでは効率的な、付加価値の高い仕事はできませんし、一日無駄に過ごすことになります。

私は「国際的に見て、日本人の仕事の生産性は低い」と言われるのも、睡眠時間が少ないことが原因していると思っているほどです。

早起早寝のすすめ

そこで私は、「早起・早寝」を提唱します。「早寝・早起」ではありません。「早寝早起」は、文字通り、早く寝て、早く起きることですが、睡眠時間が必ずしも考慮されてはいません。

私の提唱する「早起早寝」とは、「(出勤前に、やりたいことや一仕事片付けるために)早起きをする。そのためには、早寝をして睡眠時間を絶対確保しなければならない」という考え方なのです。

豊かな人生のために「早起き」は重要キーワードの一つです。しかし睡眠時間を確保できない早起きでは、健康を害し、豊かな人生の基盤が壊れてしまいます。

日本の管理職の皆さん、「早起早寝」を実践して、豊かな人生を手に入れましょう!

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