話し方教室「説得力ある企画書の書き方と、プレゼンのコツ」
説得力ある企画書とは薄いもの
私の過去の経験から、説得力のある企画書はおしなべて「薄い」ものでした。分厚い企画書は練り込みが足りないもの。つまり、作り手がよく咀嚼できていないケースが殆どだったのです。
確か、20年くらい前からでしょうか。「企画書は一枚で」、と世間で言われ始めたのは。
ワンシート企画書の書き方
今回は「ワンシート企画書」のコツを述べてみましょう。
1.まずA4サイズの白紙を用意します。
2.用紙を縦に置きます。三つ折りで3等分。折り目で線を引きます。
3.一段目に、「企画のタイトル」と「企画の背景」、「企画の目的」を記述します(ヨコ書き)。
4.二段目に、「企画の基本的考え方」を記入します。
5.三段目は、「具体的提案・プラン」になります。
6.記述スペースが限られていますので、充分咀嚼して重要なことだけを記述します。文字を小さくして情報量を増やすは姑息。それより情報を選別すべきです。
7.図表や写真などを活用し、分かりやすく訴える工夫も大切です。
企画書とプレゼンはワンセットで考える
上記で、ワンシート企画書のコツを述べました。企画書ができたら、あとはプレゼンテーションになります。
そうです。企画書とプレゼンはセットで考えなければならないのです。説得力ある企画書なくして、説得力あるプレゼンもまたないのです。
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