話し方教室「朝礼スピーチの話材/達人の段取り力とは」
TV「料理の鉄人」
かつて一世を風靡したテレビ番組に「料理の鉄人」という料理番組がありました。和食、洋食、中華の鉄人達がプライドを賭けて料理の腕を競う番組です。
私の印象に残る人は、和食の鉄人・道場六三郎さんです。彼は強かった。
番組では、司会者からスタートの声がかかると、鉄人たちは一世に、即、自ら調理に掛かります。自ら手を動かし調理にあたりながら、アシスタント料理人に、口頭で指示を出すのです。
和食の鉄人・道場さんの「段取り力」
しかし道場さんだけは違っていました。
彼はすぐには調理に着手しません。まずやることは、紙にその日の料理の「品書き」を書きはじめるのです。
つまり、先に目標・ゴールを明確にする。それから調理に掛かる。そこが、道場さんと他の鉄人達との違いだったのです。
まずゴールの設定、そして実行、これが勝利の方程式
まずもって目標・ゴールを明確にすることは、勝利・成功の方程式、セオリーと言ってよいものです。
目標・ゴールを明確にすれば、そのための方法・手段も考えやすくなります。また、他人からの協力も引き出しやすくなるのです。
道場さんの強さの秘訣はここにあった、というのが私の所感です。
さてさて、皆さんの、人生の目標、仕事の目標、自己開発の目標・ゴールは、明確になっているのでしょうか?
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