話し方教室(東京)「朝礼スピーチの話材/あ~、麗しの博多」
7月前半の博多は、山笠一色
今、出張で博多にいます。今月1日から15日までは博多は山笠一色です。考えてみれば、私はこの25年で、200回以上は博多に戻って来ているのですが、この山笠の時期に博多にいるのは初めてです。
何故か縁がなかった。でもテレビではよく目にしていましたし、山笠の舞台となる櫛田神社にはしばしば参拝していましたので、縁がなかったのが嘘みたいに思えるのです。
博多は、日本というよりもアジアである
ところで、1日に東京を発つ時は、そこそこ暑いには暑かったのですが、博多に着いたら、なんとまあ蒸し暑いこと。やはり、ここは日本には違いないけど、それ以上にアジアなのです。
ちなみに、晩秋にコートを着て東京を出て、博多に着いたら脱がないと暑い、なんてことはたびたびです。
そういえば、最近でこそ、東京の交通機関の表示に英語や、中国語、ハングルをみかけますが、博多ではもう何十年も前から、中国語やハングルの表示がありました。
だから私は、博多に戻るたびに、いつも「博多はアジアだ。そして、東京よりもずっと国際都市だ」と思っていたのです。
博多の良さを外国人が教えてくれた
博多を愛してやまない私ですが、博多の良さを教えてくれたのは、実は外国の方でした。アジア諸国の人達も、欧米の人達も共通のことを言っていたのです。
それは、「博多は大きな都市でありながら、豊かな自然がすぐそばにある。きわめてバランスのいい街」ということです。
確かにそうなのです。大きな都会で買い物や食事、遊びを楽しめます。でも、その都会から車で20分も走ると、泳げる海や、景色のきれいな山があるのです。
絶妙のバランス。麗し(うるわし)の博多。毎日帰りたいなぁ~。
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