話し方教室「朝礼スピーチの話材/生涯現役、死ぬまで仕事!」

年を取っても、健康で仕事をしたい!

私は毎月幾つかの勉強会や研究会に出席します。先週はITの研究会に出席しました。

いつも、確かに勉強になるのですが、私がその研究会に出席する理由は、それだけではありません。実は、その主宰者の方の生き方が、私にとって大変参考になっているのです。

ちなみに、私は、20代の始めに人生プランを立てました。その一つに「生涯現役、死ぬまで仕事」というのがあります。最近では、その主宰者の方が、そのよきモデルとなっています。

80歳を過ぎても、ITやパソコンを経営者に教えている人

彼、S氏は80歳を過ぎています。にもかかわらず、大いに健康。思考もクリアー。勉強の意欲も旺盛です。S氏は、有名大学を出て、大企業で副社長を務めあげました。

定年退職してからは、好きだったパソコンの勉強が高じて、今では、パソコン、ホームページ、インターネット、IT技術の先端の知識を、ご自身の子供や孫に相当する若い人達に教えているのです。

私は彼の息子に相当する年齢ですが、S氏が80歳を過ぎても、最先端の知識を貪欲に吸収し続けている姿を間近に見て、いつも新鮮な刺激を受けています。

そして、自分もあんなふうに、かくしゃくたる晩年をすごしたいものだ強く思っているのです。

あなたには、人生のモデルはいますか?

ところで、人生を生きていくうえで、身近なところに、よいお手本となるモデルを見つけることは大切なことです。でも、見つけることは大変です。なぜなら、「帯に短し、たすきに長し」というケースが多いからです。

でも、よいモデルを見つけられれば、その人をまじかに見ながら、継続的に刺激を受け続け、その人に近づこうと努力できるわけですから、根気強く自己啓発を進めていくエネルギーになります。

皆さんにも、私は、モデル探しをお勧めしたいところです。

私にとっては、今、S氏がよきモデルです。あと30年たって、自分が彼の年齢に到達した時に、どこまで、自己開発できているか、私は今から楽しみなのです。

そんなこんなで、私のささやかな自己開発は、これからもずっと続いていくのです。人生最後の日まで。

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