プレゼンの話し方教室(東京)「プレゼンテーションの『非言語コミュニケーション』について」
プレゼンテーション能力
社会人になると必要になるのが、プレゼンテーション能力。
しかし、プレゼンテーションが得意だ!なんて胸を張って言う人には中々出会えません。話すこと自体が苦手な人や、あがり症の人にとっては、プレゼンテーションは苦行でしかありません。
せっかく発表するその内容は素晴らしいものになっていても、実際のプレゼンテーションが上手くいかなければ、企画自体も低評価になってしまいます。損なことだとは思いませんか?
見られている非言語コミュニケーション
多くの方が、プレゼンテーションの際に気にしてしまいがちなのは話す内容です。ちゃんと興味を引く内容になっているかと・・。実は、それとは別に聴衆が注目しているものがあります。
それが非言語コミュニケーションです。非言語コミュニケーションとは、ざっくり言えば、話しているときの姿勢、動作、表情、声などのことをさします。
実は、プレゼンテーションが上手い人というのは、この非言語コミュニケーションの能力も高いのです。
説明する時に両手を広げてみたり、内容によって表情や声のトーンを変えたり、聴衆へと視線を巡らせたり、それだけで自信があるように見えます。
一方で、非言語コミュニケーションの能力が低いと、聴衆を緊張させたり、不安にさせたりしてしまうこともありますから要注意なのです。
非言語コミュニケーション能力を身につける
では、その非言語コミュニケーションはどうしたら身に付くのでしょうか。それには、まず意識すること。意識しないことには始まりません。そして次に、やはり訓練することです。
1.よい姿勢
猫背気味にプレゼンテーションされては、どこか頼りなく見えてしまいます。背筋を伸ばし、視線は下げすぎないよう注意します。それだけで、聴衆からは前向きな印象を持ってもらえます。
2.手の動き
人は緊張すると手を不必要に動かす傾向にあります。頬をかいたり、腕をさすったり、髪を触ったり、人により動きの現れ方は様々ですが、こういった動作はあまり良い印象を与えません。
不必要な手の動きは、落ち着きが無い印象を与え、聴衆を不安にさせるものです。意識的に動かないようにするか、もしくは手は前で軽く組んでしまいましょう。
3.スマイル
ムスッとした表情では聞き手もつまらなくなるものです。ですから、笑顔が肝心です。笑顔といっても、笑っている顔というよりも、「笑ってはいないけれども、優しく微笑んでいる」、そんな表情が大事です。
いわゆる、フル・スマイル、ハーフ・スマイル、クオーター・スマイルのうちの、「クオータースマイル」で、ということになります。
4.声の出し方
話の内容や場面にあわせて、声のトーン、抑揚、強弱を変えることで強い印象を残せます。名優は、レストランのメニューを読み上げるだけで観客を泣かせることができる、と言われるほどです。
プレゼン能力を開発する!
さて、プレゼンテーションも最初から完璧に出来る人はいません。しかし、人前に出ること、話すこと、プレゼンテーションすることを訓練することによって、苦手意識を克服していくことができます。
今は、話し方教室などで一対多のコミュニケーション術を学べる時代です。本学のようなスピーチ&プレゼンテーション・スクールで講習を受けてみるのも一つの賢明な手段だと思います。
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