あがり症克服の話し方教室(東京)「あがり症でも大丈夫!不意にスピーチを頼まれた時の対応」
不意のスピーチ依頼、どうしよう・・
大切な友人の、結婚式スピーチを頼まれた。
会社の朝例で、スピーチをすることになった。
さあ、どうしましょう!あがり症だからと断るわけにもいきません。
どうすれば良いか・・。頭を抱えている様子が目に浮かびますね。
できれば、事前に本学の話し方教室講座をご利用いただくのが一番よいのですが、それが出来ない方は、以下の点をご参考に、何とか目の前のスピーチをひとまず成功させてください。
1.あがり症でも話せる準備を
実は、スピーチ訓練をしたことがない人は、絶対にあがります。ですので、これはいたしかたないことです。ですから、まずは、あがっても、ちゃんと話せる程度の準備をしておくことに注力することが肝心です。
2.話す内容
話す内容をメモ書き程度にまとめて、最悪でもそれを見れば話せるようにしておきましょう。何の準備もなく、思いつくままに話していると、何が言いたいのか分からなくなります。
初心者はアドリブで話せるわけがない!そう理解しましょう。
ですので、何を話したいのか、大きな流れを整理しておくことが欠かせません。ポイントは多すぎず、少なすぎず、過去の教養講座で何回も紹介しましたが、3つでまとめておきましょう。
そうすれば、話の筋がはっきりして話しやすいですし、聞く方も分かり易くなります。
3.スピーチの練習・リハーサル
そして、あとは可能な限り練習あるのみ。できるなら時折、鏡を見ながら、繰り返し、練習しましょう。険しい顔をしていませんか?笑顔は?
口ははっきり動いていますか?姿勢は?身振り手振りは自然ですか?話し方をチェックしましょう。
最近では、スマホの性能が良くなりましたので、それでリハーサルを録画してチェックする方法もあります。スマホを固定するホルダーも売っていますよ。
4.脳をだましてスピーチの練習をする
脳はだまされ易いことを知っていましたか?「本番で、あがらずに成功したシーン」をイメージ・トレーニングをすれば、脳はそれを信じてしまいます。つまり、あがりにくくもなる、ということです。
皆が、あなたの話を待っていて笑顔で拍手しているところや、あなたが良い出来だったと微笑を浮かべて、壇上から降りるところなどを、イメージします。
実際に声を出して、「今日は良い出来だった!」と言ってみましょう。
不意のスピーチを成功させる
さて、まとめましょう。目前のスピーチ対策としてやるべきことは、あがり対策もさることながら、それ以上に何を伝えたいのか、何が言いたいのかをまずは明確にすることです。
そして、あとは残された時間で可能な限り練習を繰り返すこと。それが、スピーチ訓練をしたことがない人が、目の前のスピーチを成功させるために必要なことです。
そして、次のスピーチの本番は、やはり、本学でスピーチ訓練をした後に、迎える方がよいでしょう。
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