あがり症克服の話し方教室(東京)「あがり症の人でも、会議で発言できる!」

会議でドキドキ、身体まで震える

あなたは、会議で発言しようとすると、足や声が震えたり、どきどきして何を言っているのか分からなるタイプですか?

仮にそうであったとしても、どうしても、会議で説明や発言をしなければならないときもあるでしょう。今回は、その応急対策を述べておきましょう。

1.会議の事前の準備を

あがり症の人たちには、特に準備が大事です。前日までに、会議の資料に目を通して、議題は何かを把握し、自分の意見や話し方をまとめておくことです。そして、会議の始まる15分前には、シミュレーションをしてみます。

あなたが説明する立場なら、その場で臨機応変に答えることは難しいでしょうから、考えられる質問と答えを用意しておきましょう。

また、とんでもない質問が出たら、上司か先輩に助けてもらえるように、前もってお願いしておくのがよいでしょう。

2.会議本番の少し前にすること

始まる前に気持ちを静めるために、ゆっくりと深呼吸をしたり、水を飲んだり、顔を洗ったり、口を大きく動かしたりしましょう。動作はゆっくりとするのがポイントです。ゆっくりのリズムは、気持ちを落ち着かせます。

3.会議中にすること/メモを取る

会議専用ノートを用意して、メモを取ったり、人の発言に耳を傾けたりしましょう。一度早めに発言しておくと、自分が説明や発言をしなければならないときに落ち着くことができますので、おすすめです。

4.会議の発言は論理的に

発言は、的確にしましょう。まず結論を言ってから、理由を3つにまとめて発言します。図解をして説明すると分かり易く、参加者の記憶に残ります。

5.会議発言の際に気をつけること

発言するときは、資料から目を上げて、参加者全員を見るようにしましょう。1人1人ゆっくり見渡しているうちに落ち着くでしょう。仲間が目や動作で、応援メッセージをおくってくれることだってあるでしょう。

さて、あがり症の人が、会議で発言する際の応急対策・5つのポイントを述べてきました。あがり症や緊張しやすい人が改まった場で話をする場合、やはり、事前の準備が肝心です。しっかりと、手を抜かずにやることです。

そうしていくうちに、今は辛くても、いずれ(時間はかかるかもしれませんが)、コミュニケーション能力が高まり、あがり症もおさまっていくことでしょう。

しかし、早く、少しでも早く、自信をつけたい方は、本学の話し方講座を受講なさるのがよいでしょう。効果覿面ですから!

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