話し方教室東京 入門講座「いい声ですね!と言われる、発声発音練習の秘訣」
いい声でコミュニケーション!
「いい声ですね~!」「歯切れのいい声してますねぇ!」そんな風に、あなたは他人から言われたことがありますか? たぶん、言われたことがある!と答えた人は、5%もいないことでしょう。
今日は、「いい声ですね!」と言われるようになる、発声発音について述べてみましょう。
音声としての日本語の特徴
日本語は、1音1音が独立していて区切りやすので、長いフレーズを話すことがありません。アクセントは高低で付けますので、腹圧をかけることがありません。
つまり、腹筋を使って話す音がほとんどないので、どうしても腹筋の動きが悪く、その結果、息が弱く、声も小さくなってしまいます。
また日本語は、口の周りの筋肉をあまり使わずに話せますので、顔の筋肉も硬くなっている人が多いのです。自分では良く動かしているつもりでも、あまり動いていないのが実際です。
ですから、いい声を出すには、腹筋を使うこと。顔の筋肉を柔らかくすること。これが大事です。
発声と発音の関係性
よい発声とは、豊かな声量を作れることです。よい発音とは、明瞭な音を作れることです。
発声をよくするには、腹式呼吸を身に付けることと、主に頭部の共鳴を良くすることがポイントです。共鳴は喉を開くことが大事です。また、発音をよくするには、口周りの筋肉を柔らかくして、よく動くようにすることがカギです。
喉を開くと、発声はよくなりますが、発音は不明瞭になったりしますので、その辺は初心者には悩ましいところです。発声と発音のバランスを取りながら、少しずつ上達するようにしましょう。
自分の声を録音して聞いてみる
レコーダーで自分の声を録音して聞いてみましょう。いつも聞いている自分の声とはまるで違って聞こえます。でもこれが、紛れもない、他人が聞いている自分の声です。
自分の声を録音して、不明瞭な子音はないか、声が小さくなっていることはないか、そんなふうに発声と発音のバランスを、チェックすることが、発声発音の上達への近道になります。
発声発音を練習すれば、どなたも必ず「いい声」になります。チャレンジしてください。もし早く身に付けたい方なら、本学の話し方教室・講座に通うのがよいでしょう。
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