営業・セールスの話し方教室(東京)|できる営業マンの話し方・聞き方の技術!

できる営業マンは、コミュニケーションの達人

どこに行っても求められるコミュニケーション能力。身に付けられるものなら身に付けたい。しかし、そのために話し方教室に行くのもなぁ・・。

今回は、そんな人のために、「できる営業マン」から、そのコミュニケーションのコツを学んでみましょう。

話し上手が、コミュニケーション上手ではない

コミュニケーション能力の高い人というと、「ハキハキとした話し方で、誰にでも声をかけて、ずっと話している話し上手な人」というイメージを持っている人がいます。しかし、そのイメージは正しくありません。

なぜなら、一見、楽しそうに会話をしているように見えても、どちらか一方が、ずっとマシンガン・トークをしているようては、コミュニケーションが取れていることにならないからです。

本当にコミュニケーション能力が備わっている人は、話し上手ではありますが、それ以上に、聞き上手なのです。そして、その聞き上手が多い職種が営業です。もっとも営業職の人、全員が聞き上手ではありませんが・・。

できる営業マンの「聞く」力

さて、「できる営業マン(ウーマン)」は、どのようにしてコミュニケーション能力を発揮しているのでしょうか?

彼らにとって大切なのは「聞く力」なのです。「傾聴力」とも呼ばれます。この能力は、相手の言葉をしっかり聞き、受けとめる力のことを指します。そう言われると簡単なような気もしますが、実際にはなかなか難しいものです。

営業マンは、お客さんの信頼を得るために、まずは相手の言葉に耳を傾けます。この人はどんな人なのか。何が好きなのか。何に悩んでいるのかなど、その人自身を知るために、まずは相手の話をよく聞くのです。できる営業は、自分からベラベラ喋ることはしません。

しかし、聞くといっても、ただ聞いていればいい、ということではありません。ここが大事なところです!以下の「4つ」を意識しながら「聞く」のがコツです。

・相手の目を見ながら、話を聞く
・適度に相づちを打つ
・時々質問をする
・自分の考えは、相手の話が終わってから言う

聞く力で、信頼関係構築

できる営業マンは、実はこれらを意識しながら話を聞いているものです。こうすることで、相手も話がしやすくなり、話を聞いてくれる営業マンへ信頼をよせていきます。聞く力は、信頼される力でもあるのです。

さて、会話を重ねていきながら、営業マンはお客さんがどのような人なのかを把握します。その上で、徐々に、聞く側から話す側に回っていき、製品や、会社のPRをするようになるのです。

話す側に回るといっても、できる営業は、一人でしゃべり続けることは決してしません。そこは、間違えないでください。

さて、皆さんも、できる営業マンをマネて、4つの聞くコツを実践してみてください。そうするだけでも、コミュニケーション能力が向上していくことは間違いないでしょう。

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