会議・ミーティングの話し方教室(東京)|会議の司会を任された!気をつけるポイントは?

会議のキーパーソン・ファシリテーター

ひょんなことから、会議の進行役を任されたりすることがあると思います。会議の進行役は、その会議の質を左右する重要なポジションです。時間や内容の配分を考えながら、自らが発言するだけでなく、参加者と上手にコミュニケーションを取って、まとめていくことが大事です。

会議の進行役は「ファシリテーター」と呼ばれます。ファシリテーターは、会議のキーパーソンなのです。

宣言をして、会議参加者のスイッチをオン

何事も最初が肝心です。

進行役の初めの仕事は、はつらつとした声のトーンで、始業ベルを打ち鳴らすかのように、「今から始めます」と宣言することです。そうして参加者の注目を集め、参加者のスイッチをオンにするのです。

そして次には、会議の主旨を説明、「始まりの流れ」を作る事が肝心です。

会議参加者の仲介役として気配り

会議における進行役は、参加者に気配りをして、それぞれの立場を踏まえた上で、意見を求めて行かなければなりません。

そのためにも事前準備として、参加者の一覧を取得し、役職や意向などを理解しておくと、会議中のコミュニケーションを図る時に役に立ちます。

会議参加者の発言を処理して会議を捌く

会議中に様々な意見が出る場合は、進行役がうまく処理していかなければ、結論が堂々巡りをして、成果のない会議として終了してしまう可能性があります。

進行役は参加者の発言内容を良く聞いて、ホワイトボードやフリップチャート(用紙)にメモを取りながら、どのように意見をまとめファシリテーションしていくかを、絶えず考える必要があります。

ファシリテーターは様々なところに気を遣う必要もあり、気苦労もありますが、やりがいがある仕事です。十分に事前準備を行い、やり遂げたいものです。

そして十分に準備して会議に臨み、会議が終了してから、「今日の会議は、よかった!」、「有意義だった!」と、参加者からコメントが飛び出すようになれば、しめたもの。疲れも吹き飛びます。

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