話し方教室東京 入門講座|説得力アップ!体験談を語る
説得力を高める一つの方法
ビジネスの場では、説得力がより必要です。コミュニケーションにある程度の自信はあっても、説得力が低くて困っている方は意外と多いのではないでしょうか。「どんな話し方で説得すれば良いのか分からない」、「あがり症で説得できず困っている」など、いろいろな人がいることでしょう。
今回は、説得力を高めるために効果的な方法の一つをご紹介します。
体験談を熱く語り、説得力を高める
話し下手で口数が少ない人であっても、体験談なら、自分の思いや考えを簡単に言葉にできるのではないでしょうか。なぜなら、体験は目、耳、体など、五感を通して獲得しているものですから、単に頭で覚えただけの情報とは、記憶の定着度合いが違うのです。
また、体験談ならイメージがリアルに描けますので、自分の思いや考えを感情を交え、熱く語ることもできます。ですから、相手を説得するときには体験談を元にしながら説得してみることは有効な方法なのです。
たとえば、新商品の営業をするとしましょう。その際は、実際に新商品を自分で使って確かめて、その良さを体感してみることが大事です。使ってみて実際に良いと感じたことを、営業の時に語ることで、相手の心に響きやすくなるのです。
体験が少ない人は、読書でカバーして説得力を高める
説得力を高めるには、体験が重要ですが、人が生きている間にできる体験は限られています。また若い人は、おのずと体験が少なくなるのもしかたがありません。しかし、それをカバーする方法として読書があります。読書には本を読むことのほか、新聞や雑誌を読むことも含むものとお考えください。
ビジネスマンには、政治や経済に関する知識も必要です。しかし、政治や経済の実体験が少ないのなら、本、新聞、雑誌などを読むことで、自分自身の中に知識として蓄えることは可能です。
「読む」ということは直接的な体験とは異なるものの、体験に近い効果が得られます。ですから実体験だけでなく、読んで得た知識も活かしながら、説得力を高めていってください。
今日は、説得力を高める一つの方法をご紹介しましたが、もっと本格的に説得力を高めたい人は、本学の話し方教室講座で訓練を受けていただくのがよいでしょう。
■ 記事関連・話し方講座/あがり症克服専門・話し方教室(初心者スピーチコース)
■ 話し方教養講座提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)/話し方教室教養講座・スタッフ委員会