話し方教室東京 教養講座-メールでのコミュニケーションが誤解を生みやすい理由とその対策!

非言語コミュニケーションの重要性

「インフェクション コントロール ツデイ」では、感染症対策におけるコミュニケーションについて連載コラムを掲載している。その中に「非言語」の重要性や伝え方などコミュニケーションの基本的な概念について説明したものがあるのでご紹介しよう。

まずは、コミュニケーションの7%のみが言語によるものであり、93%がボディランゲージや顔の表情など視覚的に理解しているという有名な観察結果(心理学)である。

また、別の調査研究では、電子メールの50%が受け取った側に誤解を生じさせていると結論づけている。左記の結果は電子メールが、コミュニケーションの7%のみで表現されていることを裏付けており、内容に関わらず送信者の意図がくみ取れないことを表している。

状況に合わせて、コミュニケーション手段を使い分けること

そこから教訓を導ける。つまり、理解してもらいたいと思う内容について話すときは、できる限り対面でのコミュニケーションが必要ということだ。

しかしながら、現代社会ではさまざまなコミュニケーションツールがあり、100%対面のみのコミュニケーションは困難になっている。

テキストメッセージやSNSなどで議論をするのはかなり非効率的と言えるが、簡易な内容や連絡などにメールやSNSを使うことで効率性を生み出していることは事実である。

対面が無理ならビデオチャット、それでも難しい場合は電話、といったように使い分けること。メッセージだけになる場合は絵文字などを活用し、非言語による手がかりを残すことが大切だとしている。

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