話し方教室東京 教養講座-ネガティブな表現を避けて、話し手の自信を伝える!
(画像はPixabayより)
自信がない場合、曖昧な表現や弱い表現を多用しがち
「ハックスピリット」では、コミュニケーションにおいて、自信喪失の印象を与えるフレーズを紹介している。
自分に自信がない場合、ついつい曖昧な表現や弱い表現を多用しがちである。しかしながら、これらのフレーズは聞き手に対してネガティブな印象を与え、自信なさげに見えて頼りないと思われてしまう。
それゆえ、ネガティブな表現を避けることにより、話し手の存在感や自信が高められる。
「よく分からないけど」「間違えているかもしれないけど」が 与える印象
例えば、自分の発言に対して自信がない、間違った発言をしないか不安である、聞き手の反応を恐れている場合、「よく分からないけど」「あまり詳しくはないけど」「間違えているかもしれないけど」「適任者ではないかもしれないけど」といった表現を口に出しがちである。
これらは、発言に対する戸惑いや自信のなさ、経験不足、失敗への恐怖を表す。話し手が自分の発言に確信が持てないことが伝わり、自分に自信がなく、優柔不断で頼りない印象を与える。
「~だと思う」ばかりで断定できないケースが 与える印象
また、自分の判断や自分の能力に自信がなく、相手に否定されたり反論されたりするのが恐く、「~だと思う」ばかりで断定できないケースも少なくない。
また、発言に自信がない場合、「お忙しいところ、本当にすみません」「お手を煩わせてしまい、誠に申し訳ありません」など何かと謝罪の言葉を多用しがちである。しかしながら、謝り癖は、自信がなく、気が弱い印象を与えてしまう。
このように、ネガティブな表現は自信のなさを露呈するため、無意識のうちに口に出している人は注意すべきである。
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