話し方教室東京 教養講座-「言葉選び」も重要なコミュニケーションスキルである!
(画像は写真ACより)
「〇〇にしませんか?」のフレーズに注意する
コミュニケーションスキルでは、トーンやジェスチャーだけでなく言葉選びも重要だ。「ハックスピリット」では、優れたコミュニケーターが避けるフレーズについて述べている。その中から、日本語にも適用できるものをいくつかご紹介しよう。
言い回しの一つに「〇〇にしませんか?」というものがある。一緒に物事を進めるような言い方だが、実際には押しつける言葉でもある。相手に何かしてほしいのであれば、「お願いできませんか」などのように自分の意見を適切に伝えることが大切になる。
「〇〇すべきだ」のフレーズに注意する
「あなたは〇〇すべきだ」という言葉は、相手がどのような伝え方をしているかを見極める必要がある。
というのも、相手は必ずしもアドバイスを求めているのではなく、ただ話を聞いてほしいだけ、同意してほしいだけというときがあるからである。
自分の意見をぶつけてしまうと、見下していると見られがちだから注意を要する。
「悪くいう気はないのですが」のフレーズに注意する
また「否定する気はないのですが」「悪くいう気はないのですが」という言葉も注意する。そのつもりはないといっても、その後に続く言葉は相手を否定するものになるからだ。
自分の意見を主張する場合は、「Aの話は同意できるのですが、Bについては違う意見を持っています」などのように、お互いの相互理解を図るとよい。
おまけに「ごめんなさい/すみません」を口癖のように多用するのは避けたい。相手には自信がないと受け取られてしまうからである。
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