会話・雑談力の話し方教室東京-会話を独占する会話的ナルシズムに対処するコツ!

(画像はPixabayより)

会話を支配・独占する会話的ナルシズムとは

「CNBCメイクイット」では、会話的ナルシズムに対する最適な対処法を紹介している。

会話を支配や独占する会話的ナルシズムは、自尊心や不安から生じるという。社会学者チャールズ・ダーバー氏によって作られた用語であり、他者の視点をほとんど考慮せずに会話を支配する人を指す。

会話的ナルシズムは、一方的に自分の話をしたり、自分の話にすり替える

会話的ナルシズムは、相手に質問を投げ掛けることはなく、一方的に自分の話をしたり、自分の話にすり替えたりする。相手に対する興味・関心が薄く、相手に寄り添わない。

例えば、自分たちの人生で起こっている全ての出来事について嬉々として話す。一つの話題が終わると、すぐに次の話題へと移り、話し続ける。

会話的ナルシズムへの対処法

そこで、対処法は相手の話に同意を示しながら、自分の意見に切り替える。相手の話を理解したうえで、話の脈絡を自分の応答に反映させ、自然な流れで会話する。

また、会話的ナルシズムは、自分が喋り過ぎていることに気付いていない。相手の反応を待たず、相手を無視して一方的に話し続ける。そのため、「私もそれについていくつか考えがある」「私も自身の経験をいくつか共有したい」など機転を利かせ、積極的かつ丁寧な方法で双方向の会話に導く。

会話的ナルシズムは、人より優位に立ちたい、人から褒められたいという気持ちが強く、相手を見下す発言が目立つこともある。周囲に対してネガティブで批判的な発言が目立つため、明確な境界線を定めたうえで、知識を褒めるなど相手が求める言葉を掛けると良いだろう。

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